アミタ株式会社

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アミタ(株)および(株)アミタ持続可能経済研究所は、環境省委託業務「平成27年度我が国循環産業海外展開事業化促進業務」にて、マレーシア・ベトナム・パラオの調査事業を実施予定です。

リリース2015.06.05

アミタホールディングス(株)の事業会社であるアミタ(株)と(株)アミタ持続可能経済研究所(以下、アミタ持続研)は、環境省の委託業務である「平成27年度我が国循環産業海外展開事業化促進業務」(以下、本業務)に対して、6月4 日(木)付けで契約候補者として選定されました。アミタは、2015年内にマレーシアでの事業許可取得を目指しており、2014年に引き続き本業務にて現地での業許可取得を含む事業形成調査を実施します。アミタ持続研は、昨年度行った別事業にて調査した知見を活かし、ベトナム ハイフォン市カットバ島とパラオにおいて島まるごと資源循環モデル事業の実現にむけた調査を実施します。両事業共に北九州市が共同提案者です。事業実施予定期間は2015年6月から2016年3月までの予定です。

本業務の概要

日本の循環産業による廃棄物処理・リサイクル分野における具体的な海外展開を計画する事業について、実現可能性調査等を実施するものです。本業務では、海外展開に向けた事業の進捗度合により区分された3種類の調査業務が募集されています。 ※3種類の調査区分: I.事業環境基礎調査/ II.実現可能性調査/ III.事業案件形成調査  →本事業の詳細と採択事業一覧:http://www.env.go.jp/press/100843.html

採択された提案概要

提案者 アミタ アミタ持続研
事業名 マレーシア国における廃棄物の再資源化事業 島しょ地域における包括的資源循環システム構築事業
採択区分 III.事業案件形成調査 II.実現可能性調査
対象国 マレーシア ベトナム ハイフォン市 カットバ島 / パラオ
実施概要
  • 排出事業者から発生する廃棄物の組成調査
  • セメント代替原料の供給先調査
  • リサイクル施設の仕様検討とコスト精査
  • 工場建設/稼働に向けた各種許認可取得の調査
  • 合弁会社設立に向けた法規制調査
  • 埋立処分場搬入量調査実施と処理可能量の設定
  • リサイクル施設の仕様およびコスト精査
  • 事業計画/スキームの精査
  • 実現に向けた政府/事業関係者との合意形成
  • ベトナム/パラオ合同での日本視察・ワークショップの実施
  • エネルギー資源作物の栽培調査 (パラオのみ実施予定)
北九州市の役割 現地許可取得・環境事業促進のサポート 現地行政機関と連携した3R促進に資する各種施策の企画・実施支援
予定金額 約500万円 約3,000万円

アミタグループの海外でのリサイクル展開

1980年代から海外事業を展開しており、副産物(有価物)、廃棄物を原料として捉えた輸出入の取り引きのほか、一部の国ではセメント代替燃料に関する特許を取得しました。韓国には1991年にオフィスを開設し、2011年には台湾に現地法人を設立しました。台湾では、太陽電池の製造工程で排出される廃棄物のリサイクル施設の年内稼働準備を進めています。

■主な取引実績国・地域
台湾/韓国/中国/ロシア/フィリピン/シンガポール/インドネシア/マレーシア/タイ/パラオ/アメリカなど

参考資料

アミタのマレーシア事業展開への動き

アミタはこれまで独自に現地関連法体系、対象地域における現状調査、現地政府・企業等との連携構築等を進めてきました。また、2014 年の本業務調査で環境省、北九州市等の助力をもとにマレーシア事業許可取得を目指し事業案件形成調査を実施してきました。 関連リリース詳細

アミタ持続研のベトナム ハイフォン市 カットバ島 / パラオ での動き

アミタ持続研は「平成26 年度アジアの低炭素社会実現のためのJCM 大規模案件形成可能性調査事業」で、パラオ とベトナム ハイフォン市 カットバ島において島まるごと資源循環モデル事業の実現にむけた調査を実施しました。また、昨年12月にはペルーで開催された第20回気候変動枠組条約締約国会議(COP20) 日本パビリオンにてパラオにおける取組事例紹介と事業進捗報告を実施しました。

ベトナム ハイフォン市 カットバ島 / パラオでの"島まるごと"資源循環モデルのイメージ図

ベトナム ハイフォン市 カットバ島 パラオ
vietnam_scheme.png palau_scheme.png

アミタグループの提供サービス

アミタグループは、35年以上にわたり産業廃棄物の100%リサイクルサービスを提供しており、自社製造所におけるリサイクル資源生産量は、2013年度実績で約14万tです。また環境BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)サービスの充実へ向けて、2014年2月に廃棄物管理業務アウトソーシングサービスを開始。その他、実務におけるコンプライアンス対策、リスク低減施策、社員教育といったコンサルティングサービスを提供しており、主催するCSR・環境関連セミナーの参加者数は延べ9,000名を越え、無料情報サービスは24,500名以上のCSR・環境ご担当者様にお送りしています。さらに、IT化による環境業務の効率化支援、森林や水産加工品に関する環境認証審査、地域活性化支援サービス等、環境に関する幅広いサービスを提供しています。【アミタホールディングス(株):資本金474,920,000円(東証JASDAQ市場上場:2195)】

【お問い合わせ】
 アミタホールディングス株式会社 経営戦略グループ 共感資本チーム 担当:蝦名・藤本
 電話:075-277-0795(直通)/ メール:press@amita-net.co.jp
 ファックス:075-255-4527 / URL:http://www.amita-hd.co.jp/

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