CASE STUDY

サーキュラーエコノミー型の新規事業構想

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  • 会社名

    川崎重工業株式会社 様

  • 対象地域

    兵庫県他

  • 事業内容

    産業用機械機器メーカー

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課題

研究開発部門にて「サーキュラーエコノミー」をテーマにした新規事業開発を検討することになり、プロフェッショナルの知見を社外から取り入れることとなりました。単純な回収やリサイクルに留まらない、また既存事業の枠にも縛られないながらも自社の強みを活かした新事業を構想するにあたって、この分野で長年実業を伴って先進的な発信を続けるアミタをパートナーに選定しました。

解決策

プロジェクトメンバーのサーキュラーエコノミーへの理解度を向上するためのインプットからスタートしました。その中ではサーキュラーエコノミー型の先進ビジネス事例も取り上げましたが、その模倣だけでは、ユニークで競争力を伴った持続可能な事業は描けません。従来構築してきた競争優位性を要素分解し、サーキュラーエコノミー文脈でのポテンシャルとして捉え直すことや、逆に今後競争力が弱まってしまうリスクの抽出、未来の社会像と社会課題、その解決策としてのビジネスモデルの仮説立てなど、新規事業の構想プロセスを一通り実施しました。新規事業開発のプロジェクトは引き続き継続中ですが、支援で実施した構想プロセスやアウトプットが開発に活かされています。

支援内容

  • サーキュラーエコノミーを軸とした新規事業構想プロセスの実施
  • 新規ビジネスモデルのコンセプトとロードマップ策定
オンデマンド研修・教育

サーキュラーエコノミーに関するセミナーおよびワークショップ

強み分析

内部・外部環境を踏まえた独自技術の強みの可視化

ビジョン・戦略・計画策定支援

ワークショップでサーキュラーエコノミービジネスのビジョンを策定

新規ビジネスモデル検討

事業アイデアの策定、評価、仮説構築等

導入の効果

  1. サーキュラーエコノミーに関する社内の理解度を向上できた。
  2. サーキュラーエコノミー領域における自社の強み・弱みを見える化できた。
  3. バック/フォアキャストの両視点を組み込んだ、模倣困難性を有するビジネスプラン構想のプロセスを実施できた。

成功のポイント

商品や廃棄物といった”モノ”に付随する情報や関わる人の気持ちまで「資源」と捉えた事業検討

導入フロー

Step 01

サーキュラーエコノミーの最新動向に関するインプット

アミタが講師となり、サーキュラーエコノミーとは何か、先行するEUの現状と日本への影響、先進的ビジネスモデル事例やそこから読み取れる成功要因などを解説し、プロジェクトメンバーの理解度を高めました。

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Step 02

自社の競争優位性分析

これまで既存事業を通じて構築してきた競争優位性を要素分解して見える化し、サーキュラーエコノミー文脈における企業ポテンシャルとして考察・評価しました。

Step 03

サーキュラーエコノミー型の事業構想

サーキュラーエコノミー型の新規事業の開発にあたって、今回実施した構想プロセスとアウトプットは、大きな糧となります。

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