CASE STUDY

サーキュラーエコノミーのモデル構築に向けた調査・ディスカッション

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  • 会社名

    大手総合電機・ITソリューション企業 様

  • 対象地域

    本社

  • 事業内容

    総合電機

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課題

「サーキュラーエコノミー」を実現する普遍的な資源循環の標準化モデルを構想・構築したく、そのためには欧州で意図されているサーキュラーエコノミーの本質要素の深い分析・考察を通してモデルを構想する必要があると感じていました。そこでリサイクルでの長年の事業実績があり、循環型社会の本質的な問いかけを発信し、ネットワーク形成の実績もあるアミタに調査の相談をしました。

解決策

欧州におけるサーキュラーエコノミーの地政学的・経済学的・政治学的な背景事情、サーキュラーの価値観変容を受けての国内外企業の戦略変容、サーキュラーエコノミーを取り入れた国内外のビジネスモデル事例、国内企業の現場視察や意見交換、特定製品の現行マテリアルフローに着目した業界構造/プレイヤー/法体系などを調査・考察し、調査レポートを作成。
そのレポートを共有し、サーキュラーエコノミーの本質についてディスカッションを行い、標準化モデルの構想における示唆を追求しました。



導入の効果

  1. 調査レポートやセミナーを通じてサーキュラーエコノミー標準化モデルを構想するにあたり、現状の静脈産業における業界構造や法規制の理解が深まり、将来課題の特定が進んだ
  2. ディスカッションを通じてサーキュラーエコノミーの本質を深掘りすることができ、
    サーキュラーエコノミー型ビジネスモデルでのポジショニングを構想するための見識を得ることができた

導入フロー

Step 01

基礎知識や市場動向のインプット、現場の視察

サーキュラーエコノミーについて、基礎的な考え方や欧州の地政学的・経済学的・政治学的背景事情、国レベルでの現況と今後の動向、ビジネスモデルの先進事例等の調査レポートによるインプットの機会を設定。
サーキュラーエコノミーを実践する複数企業への現地訪問/意見交換を実施し、現場の状況や実課題を体感し、机上の理解に留まらない情報を獲得した。

Step 02

サーキュラーエコノミーの本質について、洞察を深める

STEP1で得られたインプットに加え、特定製品におけるバリューチェーンの全体構造の洞察を深めた。業界構造やその土台となる法体系を整理し、先行的な動きを見せている企業が持つ目的や動機についてヒアリング調査を実施した。そのうえでサーキュラーエコノミーの本質やポジショニングの在り方についてディスカッションを実施し、考察を深めた。

Step 03

ターゲットを絞った具体的なビジネス事例の深掘り

ディスカッションを通じて得られた示唆から、より深く分析すべき業界や製品を絞り込み、循環モデルの課題と、サーキュラーエコノミーをどのように組み込むか、ポイントについて調査・分析し、モデル仮説を抽出した。特定業界における循環スキーム設計の標準モデルについて、自社仮説とするモデルの示唆を得た。

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