CASE STUDY

生物多様性の社内知識向上に向けたBiodiversity Collageの実施

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  • 会社名

    小林製薬株式会社 様

  • 対象地域

    大阪府

  • 事業内容

    日用品

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課題

サステナビリティに関する取り組みを進める中で、生物多様性は、自社の事業と結びつけることや自分事化することが難しいテーマだと感じていました。社内で取り組みを進めていくためには、まず社員の生物多様性に関する知識の向上と、重要性の理解の促進が必要だと考えていたところ、CDP回答へのアドバイザリーや神戸プラスチックネクストの取り組みで繋がりのあるアミタより、Codo Advisory株式会社提供の「Biodiversity Collage」の紹介を受けました。

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解決策

生物多様性の知識の向上と重要性の理解促進のため、生物多様性教育ワークショップの「Biodiversity Collage」を導入しました。社員のリテラシーレベルにも差があるため、Biodiversity Collageは誰でも取り組みやすいカードゲーム形式で生物多様性の重要性について学べる点が、大変魅力的でした。

導入の効果

  1. 生物多様性という取り掛かりづらいテーマに関してハードルの低いカードゲーム形式で学ぶことができ、サステナビリティ関連担当部署の知識レベルを揃え、意識醸成ができた
  2. ワークショップを通して生物多様性に関する社内での取り組みの検討を進めることができた
  3. ワークショップ前にくらべて生物多様性に対する理解度が44%上がり、参加者が感じている生物多様性の取り組みの重要度が23%向上した(出典:Codo Advisory実施アンケート結果)

導入フロー

Step 01

カードを使ったゲーム形式で生物多様性の全体像をインプット

生態系の概念を理解するための導入として「エコシステム・ゲーム」を実施。その後、IPBESの報告書に基づいた生物多様性に関する事象が記載された39枚のカードを使用し、因果関係を捉えながら生物多様性損失の原因と結果の関係性を学んだ。

Step 02

得た知識・情報をもとに意見のアウトプット

カードを並べたワークシートに絵を描き、タイトルをつけ、ワークショップの名前の由来にも関係するコラージュ(切り貼りし糊付けする技法を使用した作品)を完成させた。その後、ワークショップを通して得た知識や、感情を率直に共有した。

Step 03

今後とるべきアクションの考察・議論

生物多様性の現状を理解した上で、社内で既に実施されている取り組みを復習し、部署、企業として今後どのような取り組みを行っていくべきか意見を出し合い、ディスカッションを行った。

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