課題

プラスチックのケミカルリサイクル事業の立ち上げ計画があり、原料となる廃プラスチックをどれくらいの範囲から安定的に調達可能か、どのくらいの数量、またどの程度の品質の廃プラスチックが調達可能か、FS(フィージビリティスタディ)に向けて市場調査の必要がありました。「どう調査するべきか」から提案いただける企業として、リサイクルの分野で確かな実績を持つアミタに相談しました。

解決策

肝心なのは調査の設計です。豊富な支援経験をもとに、事業の概要、ターゲットとするプラスチックの種類や各種受け入れ条件等をもとに、調達先の仮説を立て、最適な調査方法を設計し、ご提案しました。
調査にあたっては、アミタがこれまで培ってきた排出事業者、処分事業者、運搬事業者のネットワークを活かしたアンケートや訪問、事業運営する中で蓄積された廃棄物とリサイクルに関するデータ、多量排出事業者報告書の確認などから調査を行い、ご協力いただける排出元から実サンプルを提供いただき、必要に応じて分析評価等まで実施しました。
調査結果をもとに、事業化時のオペレーションを想定したスキーム案まで提示してもらったことで、事業化に向けた検討がぐっと進みました。

導入の効果

  1. アミタがこれまで多方面で培ってきたネットワークと、産業廃棄物を取り扱う中で蓄積された経験やデータを駆使し、集荷範囲の仮設定、市場全体の発生量の推計と、調達先候補企業へのコンタクトからサンプル受領、成分分析まで一気通貫で実行できた
  2. リサイクルの業界構造と実業を知るアミタならではの視点で、事業化にあたって構築すべき集荷・分別・破砕等のパートナー想定を含む循環スキーム案など具体的な事業計画を立てるための材料を得た

導入フロー

Step 01

発生数量調査

多量排出事業者報告書や、アミタに蓄積されたデータ、アンケートやヒアリング調査などを通じて廃プラスチックの発生数量やそのうち焼却処分に回っている数量、事業者の協力姿勢などを調査・報告

Step 02

サンプル受領

協力を得られた廃プラスチック排出事業者から実際のサンプルを受領

Step 03

成分分析、試験

受領したサンプルの成分を分析、試験を行い受け入れ可否を判断

Step 04

調査結果を踏まえたスキーム案作成

アミタの強みである多方面のネットワークや、業界や実業を知っているからこその視点で、
集荷・分別・破砕等のパートナーを想定し、循環スキーム案を作成

お見積り・お問い合わせ

お見積り・お問い合わせ

まずは、お気軽にお問合せください。

お問合せする

その他の事例