CASE STUDY

冷凍食品包装の循環モデル構築に関するご支援

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  • 会社名

    株式会社ニチレイフーズ 様

  • 対象地域

    東京都

  • 事業内容

    冷凍食品・加工食品

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課題

株式会社ニチレイフーズでは2006年より市販用冷凍食品の容器包装に取り組んできましたが、更なる容器包装プラスチックに関する取り組みに手詰まり感を感じていたなか、自治体との連携を図りながら資源回収に取り組んでいるアミタに相談をしました。

解決策

冷凍食品包装の分別回収・リサイクルの仕組み構築を目指し、実証実験を開始しました。アミタは廃棄物処理法上の配慮についてのアドバイス、回収ボックス設置場所の自治体、リサイクル協力企業との各種調整を行うことで、プロジェクトの実施をご支援しました。

導入の効果

  1. 廃棄物の再資源化におけるノウハウと、資源循環実証実験の経験等を活かして実証実験全体のプロジェクト管理を行い、想定される課題や懸念点にも対応しながらプロジェクトを開始することができた。
  2. アミタがこれまでに多くの自治体と蓄積してきた実績や関連法令に関する知見をもとに、自治体の見解を整理しながら進めることができた。

導入フロー

Step 01

プロジェクトの立ち上げとタスク管理

実証実験開始に向けて、リサイクル後のアウトプット品の検討、資源を回収する店舗での実施方法の検討、回収する際の投入方法の整理などを行いました。プロジェクトのフェーズごとに想定される課題や、関係各社の対応事項を整理し、プロジェクトを計画的に進められるような体制をつくりました。

Step 02

廃棄物処理法に関するアドバイスと自治体とのコミュニケーション

アミタがこれまで蓄積してきたリサイクルのスキーム構築に関するノウハウを活かし、廃棄物処理法の情報整理、資料作成の支援、自治体への相談の実施などを行いました。

Step 03

資源回収に必要なパートナーの検討

アミタが保有するリサイクルネットワークの中から、回収した資源を再資源化するための、最適な回収・運搬工程、粉砕・洗浄工程のパートナーとなる企業の選定と、選定した企業に対するヒアリングや条件面の擦り合わせなどを行いました。

Step 04

資源回収の実証実験開始

今回、協力してプロジェクトを進めているTOPPAN株式会社と共に、消費者が実験に参加しやすくなるようなポスターや動画、ウェブサイトを作成し情報発信を行いました。関係各社の協働により、2024年10月29日から、東京都内のイトーヨーカドー大森店にて、家庭から出る冷凍食品包装の回収を開始することができました。


●アミタ株式会社プレスリリース
店頭回収した冷凍食品包装(フィルム)をリサイクルする実証実験を開始~冷凍食品包装回収プロジェクト「ごちそうさまの、その先に。」~

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