Sustainable procurement support service
サステナブル調達支援サービス
概要
真にサステナブルな調達戦略を
「サーキュラー」の視点で叶える
サプライチェーンの中でも、調達フェーズのサステナブル化は特に重要です。
アミタのサステナブル調達支援の特徴は、「サーキュラー」の視点にあります。
社会的責任や経済的持続性を満足していても、循環型でない原材料やエネルギーは、サステナブルとは言えません。また、循環型の原材料やエネルギーとは、サーキュラリティ(循環性)だけでなく、カーボンニュートラル(脱炭素)、ネイチャーポジティブ(自然再興)の3領域に配慮されたものであり、純粋な資源価値や機能・性能だけでなく、循環型だからこその「関係性」や「物語(ナラティブ)」といった付加価値があると我々は考えています。
アミタは、社会的責任や経済的持続性はもちろん、「サーキュラー」な原材料やエネルギー(「サーキュラーマテリアル」)の調達をご支援することで、真にサステナブルな調達戦略を叶えます。
メリット
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原材料調達コストが下がる
循環型の原材料・エネルギーの調達コストはバージン原料より安いことが多いです。
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原材料供給リスクが軽減する
グローバル調達の寸断リスク等による生産計画の混乱を回避できます。
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ビジネスの持続可能性向上
循環型の原材料・エネルギーの使用により製品のカーボンフットプリントや環境負荷が低減し、ESG評価が向上します。
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共感性の獲得
循環型の原材料・エネルギーが有する「関係性」や「物語(ナラティブ)」が、ビジネスへの共感を呼び込みます。
貴社の企画/規格に合致した循環型の
資源・エネルギー調達に向けて、
代替資源の市場調査から、
有用性を高める技術開発や設備改修、
実際の調達運用、
付加価値の見える化まで包括的にサポート
アミタの強み
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原材料開発力
貴社の企画/規格に合致するサーキュラーマテリアル開発
アミタは独自の技術でサーキュラーマテリアルを開発・提供しており、お客様のニーズに応じた高性能な代替原材料をご提案いたします。また、創業期から培ってきた100%リサイクルのノウハウにより、貴社の自社内資源循環を叶える技術開発・設備改修もご支援しています。
※ 専門性の高いパートナー企業との連携による技術開発も可能です
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広域調達ネットワーク
自社の循環資源製造所の他、全国のリサイクラー・サプライヤー、自治体を含めたネットワークを保有
国内外の循環資源製造所や、全国のリサイクラー・サプライヤーの独自データベース、また自治体における資源回収支援の実績とネットワークを保有しており、お客様と優良なサプライヤー間のマッチングを支援いたします。必要に応じて、海外からの調達も可能です。
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価値向上の見える化
切り替えにより獲得・向上するESG評価や関係性価値を可視化
サーキュラーマテリアルへの切り替えにより見込まれる、カーボンフットプリントや環境負荷の低減などのESG評価の向上度を、ご要望に応じて第三者検証や認証取得などの手段も含めて可視化いたします。また、循環型だからこその「関係性」や「物語(ナラティブ)」といった付加価値の表現・発信方法も、当社保有メディアの利用も含めて、貴社と一緒に設計・計画いたします。
対応可能な調達資源
当社は、プラスチックから食品、再生素材、バイオマスまで幅広い資源分野についてサーキュラーマテリアル
の調達支援・提供が可能です。
既存バージン原料の代替製品の提案だけでなく、外部企業との連携による新素材開発、自社内資源循環のための技術開
発・設備改修も支援しています。
サステナブル調達への切り替え・開発例
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Case01 代替燃料・原料の開発・製造
バージン原料調達で抱える「コスト負担」や「リスク要因」を軽減するために、低コスト・安定供給・サステナブルな代替原料に置き換える可能性を検討
例:代替燃料
石炭や石油由来燃料の使用量を削減するために、油分やカロリーを含んだ汚泥や廃油、廃プラスチックなどを、原材料のスペックに合わせて調合した「代替燃料」として供給。
サーキュラーマテリアル一覧例:代替原料
ホタテや牡蠣、たまごの殻などの未利用資源を粉砕・加工し、新たなマテリアル原料へ。「炭酸カルシウム」の代替原料として活用。
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Case02 外部リソースを活用した循環スキームの構築
自社の生産工程から発生する廃棄物・副産物や、一度市場に出た後に回収された使用済み製品・容器などを、再度自社の原材料として活用するための回収や再生スキームを検討
例:みんなでつなげよう。
つめかえパックリサイクル各家庭から廃棄されるシャンプーやボディソープ、各種洗剤などの日用品の「つめかえパック」の水平リサイクルを目指して、自治体・メーカー・小売・リサイクラーが協働し、回収・リサイクルスキームを構築。
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Case03 クローズドループの構築
自社設備投資等により、変動する調達コストを一定量固定化し、
自社廃棄物を資源として循環利用する仕組みを検討例:半導体製造副産物のサーキュラー化
半導体製造工程で出る再資源化処理が困難な廃液を、個体と液体へ分離・加工。
液体は自社工場の原材料として社内循環利用し、個体は鉄鋼副資材の代替原料とする100%リサイクルの仕組みを構築。
サービスフロー
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調査対象の選定
調査対象となる原材料の品目とサステナブル調達の目標数量、調達品質基準等を整理。
環境影響評価とデータの収集で改善のポテンシャルを見極めます。 -
調達先・代替原材料の提案
当社独自のデータベースにより、性能、価格、入手可能性などの基準に基づいて優れた調達先を選定。
一次調査結果をもとに、調達先への直接交渉も当社が代行。詳細調査を経てサステナビリティ評価を実施。 -
分析結果に基づく試算報告
テストサンプルの分析から調達コスト・数量を推定。必要に応じた技術開発や設備投資等のコストを踏まえて事業収支を試算し、代替原材料の活用可能性を統合的に判断
計画フェーズ
原材料候補と仕様(成分、コスト、サステナビリティ)および事業可能性(F/S)に関する報告書を納品
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実証テスト
ラボ実験で新材料の基礎性能を確認のうえ、実機試験で安定性も確認。
実用化に向けた課題検証を行います。 -
改修計画作成
設備投資内容とそのコストを踏まえ、導入計画を策定しスケジュール管理を支援。
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導入支援
新システム導入時のオペレーションサポート。