島嶼国等の域内資源循環モデルの構築
概要
自立分散型の域内資源循環モデルの構築を通じて、東アジアの各国が抱える廃棄物問題や温室効果ガス削減、エネルギー安全保障などの課題解決を目指します。省庁・自治体が主導するプロジェクトへの参画や官民連携スキームの構築を基盤に、循環型社会のビジョン策定から計画、運営・実践まで一気通貫で伴走支援します。
東アジアの新興国が直面する主要課題
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廃棄物増加
- 健康被害の発生
- 環境汚染
- 埋立処分場のひっ迫
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CO2削減対応
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経済発展に伴うCO2排出量
の増加 -
技術・知見不足による
対応の遅れ
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経済発展に伴うCO2排出量
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エネルギーの輸入依存
- エネルギー源の輸入依存
- 化石燃料のエネルギー依存
- 価格高騰
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食糧の輸入依存
- 食糧の輸入依存
- 国内一次産業の衰退
個別対応では追い付かないが、包括的な解決策もない
アミタはこれらの課題を統合解決する
「域内資源循環モデルの構築」をご支援
事例
パラオ共和国:エネルギー・資源・
食が循環する、島まるごと循環計画
大小約200の島々で構成される島嶼国「パラオ共和国」では、ごみの分別収集などの実証試験を含む調査を実施し、官民連携によるコンパクトな低炭素・循環型システムの構築を提案しています。また同国と同様に、自立分散型の資源循環やエネルギー確保を目指す、その他島嶼地域への水平展開を視野に調査を進める予定です。
特長
新興国が抱える個別課題を統合的に解決
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廃棄物増加
未利用資源の循環による
焼却埋立からの脱却 &不法投棄の抑制 -
CO2削減対応
未利用資源、循環資源の
利用によるCO2排出量の低減 -
エネルギーの輸入依存
メタン発酵設備の導入による有機廃棄物の
再資源化 & 生成されるメタンガスのエネルギー利用 -
食糧の輸入依存
メタン発酵設備の導入による有機廃棄物の再資源化 &
生成される液体肥料を用いた環境配慮型農法の確立
官民連携および国際支援機関との共創スキームを構築
商習慣や文化、法規制などが異なる海外において、描いた構想を具体化・実行するためには、様々な主体の協力が不可欠です。アミタは、現地政府・自治体との官民連携(PPP)をはじめ、日本政府や省庁、自治体、国際支援機関などとの共創スキームを構築します。
環境省の都市間連携事業や、二国間クレジット制度(Joint Crediting Mechanism:JCM)の推進など実績多数。
ご提案・ご支援の流れ
ビジョン策定から計画、運営・実践まで、
一気通貫型で徹底伴走
お気軽にご見学ください!
日本国内での「域内資源循環モデル」の取り組み